5月10日 8日目

 子犬達、今日、断尾して来ました。断尾とは、尻尾を切ることです。
 私達は、いつも生後2〜3日で断尾に行っていたのですが、こちらの先生の方針では、5〜7日で、とのことでしたので、先生の御都合もあり、今日になりました。
 以前から、母犬のアッシュを連れていると、尻尾に注目されることが多く、「この子は尻尾を切っています。」と言うと、「どうして切っちゃうんですか?」とよく質問されます。皆さんは、どうしてだと思われますか?
 理由のひとつには、ワイマラナーは猟犬としての仕事をしてきた犬なので、長い尻尾では狩りをしている時に草薮等で尻尾に怪我をしやすく、また尻尾の怪我は治り難い為、そういったことが無いように切っていて、それが、スタンダードな形になっているということがあります。
 では、猟犬ではない、家族の一員としてのワイマラナーには、断尾の必要はないとお考えの方もいらっしゃると思います。
 確かに、尻尾を切るのはかわいそうなことと思われるかもしれません。正直言いまして、私も子犬達を目の前にして、断尾しない方がいいのかなぁ、と考えたこともあります。でも、今は子犬なので尻尾もかわいいものですが、大きくなった時には、30cm以上の鞭のような細長い尻尾になってしまいます。ワイマラナーは室内飼いに適した犬ですから、嬉しくてその尻尾を振り回した時、家具が壊れるのは我慢しても、犬がガラス等で尻尾に大怪我をしてしまう可能性は大きいです。先程も書きましたが、尻尾の怪我は治り難いですから、結局、治療の為に尻尾を切らなくてはいけなくなるということも考えられます。成犬になってから切るのでは、傷口も大きく、ダメージが大きいです。これが、尻尾の毛がフサフサな犬でしたら、毛で守られて怪我をし難いですから、問題ないのですが・・・。実際、同じワイマラナーでも、長毛のロングヘアードワイマラナーは断尾しません。要するに、とても毛が短いので、猟をしようが、家庭生活をしようが、尻尾に怪我をする確率がとても高いので、そのリスクを無くす為に、切り口が小さくて済む子犬の内に断尾してしまった方が、結局は犬にも負担がかからずに済む、というのが一番の理由なのではないでしょうか。
 もちろん、それでも断尾しない方がいいとお考えの方はいらっしゃると思います。それが間違いだとは決して思いませんが、アッシュの子の断尾をしたのは、外見的な理由からではないことだけは理解して頂ければと思っています。
                             三谷 可奈絵 記
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by 100ubou | 2005-05-10 22:07


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